2008年8月25日月曜日

何か臭う。

144回目の投稿です。

今日から夏休み。午前中は寝ていて、現在パソコンルーム。

最近、武田邦彦さんの 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32077504 を読み終え、現在は 
環境問題はなぜウソがまかり通るのか http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/31850361 を読んでいる。僕の好きな陰謀論が、ちょっと臭う。

ニュースでこんなのがあった。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080825-00000904-san-soci

リサイクル危機…中国に流れるペットボトル
8月25日6時55分配信 産経新聞

ペットボトルの引き渡し先別の収集量
 使用済みペットボトルの国内のリサイクル網が、崩壊の危機に直面している。収集した市町村から再処理業者に引き渡されず、認定外の事業者を通じて中国に輸出されるケースが増えているからだ。原油高騰で資源としてのペットボトルの需要が高まる一方、安全基準を満たす再生・再商品化システムの維持も求められている。

マイナス入札 平成9年施行の容器包装リサイクル法(容リ法)では、市町村が使用済みペットボトルを分別収集する▽「指定法人」の日本容器包装リサイクル協会(容リ協会)に引き渡す▽指定法人の認定を受けた事業者が容リ協会の入札に参加して引き取り、リサイクルする-ルールになっている。 国内で廃棄されるペットボトルは年間50万トン。このうち、市町村で分別収集する量は増加傾向にあり、環境省は20年度に31万6000トンを見込んでいる。 市町村から使用済みペットボトルを引き取る入札にあたって、リサイクル業者は容リ協会から委託料を受け取っていたが、18年から逆に引取料を支払う“マイナス入札”に陥っている。容リ法の枠外で、再処理業者より高く買い取る認定外業者に売却する市町村が増えているためだ。 貿易統計によると、18年度の「PETくず」の輸出量は28万トンで、大半は香港を含む中国に渡っている。PETボトルリサイクル推進協議会では中国向け輸出の8割が「使用済みペットボトルではないか」とみている。 認定事業者43社で構成する廃PETボトル再商品化協議会の鹿子木公春会長は「使用済みペットボトルはあくまでも廃棄物だ。納税者の協力と税金の上に成り立っていることを踏まえて対処してほしい。(独自処理として)売却しても構わないと勘違いしている自治体が多い」と話す。

代替材料 中国が使用済みペットボトルを輸入する背景には、原油価格高騰で、樹脂の代替材料としての需要が高まっていることが大きい。 しかし、使用済みペットボトルからカーペットへの再製品化を手がける根来産業(堺市)が7月18日、負債総額93億円で民事再生法の適用を申請するなど再処理の認定事業者にとって深刻な問題になりつつある。帝国データバンク大阪支社によると、同社は廃ペットの再生事業にいち早く取り組んでいたという。 処理量アップを見据えて設備増強に乗り出したうえ、昨年から2億2000万円の買い取りコストが発生し、ビジネスモデルは崩壊した。同様の事業を展開する小島産業(大阪府忠岡町)も「かなり厳しい状況」と苦悩の表情を隠さない。 容リ法の施行時、国内で使用済みペットボトルの再生処理施設は不足気味だったため、民間の再処理事業者は自治体の要請を受けて設備を整えた経緯がある。市町村の分別収集量が増えても、独自売却が定着すれば、再処理事業者にとって“はしごを外された”形になりかねない情勢だ。

これって、武田さんがおっしゃっていることと、一致していると思う。

あと、こんなのもありました。http://openblog.meblog.biz/article/1220061.html

◆ ゴミの分別
 ゴミの分別はあまり意味がないようだ。特に、プラスチックと紙をいちいち分ける分別は、意味がない。 ── この件は、私は前から感じていたことだが、朝日の記事に裏付け情報があったので、記しておく。 まず、地域によっては、ゴミを細かく分別することになっている。プラスチックゴミ、紙ゴミ、古新聞、瓶、缶、金属など。こうして細かく分別することで、リサイクルする、という建前だ。 ただし、現実には、プラスチックと紙が混在しているゴミが多い。一般のスーパーの食品などでは、紙の値段シールが貼ってあったりすることが多い。すると、疑問が生じる。 「紙とプラスチックがいっしょなのに、どうやって石油に戻すのか? とても簡単じゃないぞ」と。 そこで、良心的な人々は、せっせとシールを剥がしたりする。シールが剥がれなければ、切り取ったりする。また、汚れたトレイなどは、せっせと水で洗浄する。あれこれと苦労するわけだ。

→ 苦労する例 しかし、いくら個人が苦労しても、九牛の一毛にすぎない。自分一人がせっせと苦労しても、大部分の人は紙や汚れといっしょになったプラスチックを出す。 では、リサイクル業者は、いったいどうしているのだろうか?  ── これについて朝日の記事( 2008-08-25 )は、リサイクル組合の話として、あっけない事実を明かしている。 「現在の技術では、プラスチックと紙を分別することはできない。だから、プラスチックと紙を混ぜたまま、発電の原料として燃やしている。」 要するに、リサイクルといっても、プラスチックを石油に戻しているのではなく、プラスチックと紙をいっしょにして燃やしているわけだ。 とすれば、いちいちプラスチックと紙を分別しても、何の意味もないことになる。いや、むしろ、分別しない方がいい。プラスチックに紙が貼ってあれば、そのまま紙をいっしょに付けたままにした方がいい。そうすれば、紙が熱エネルギーに転じるからだ。 つまり、せっせと紙を剥がしたり、汚れを洗ったりするのは、まったくの無駄なのである。また、洗ったことで水滴が残ったりすれば、その水滴があとで熱エネルギーを奪うから、かえって有害である。菓子袋に菓子の屑が残っていれば、菓子の屑はそのまま残しておけばいい。水で洗ったりするのは有害無益だ。

 [ 付記1 ] このようなこと(石油に戻さずに燃やしてしまうこと)ことについては、リサイクル団体などは反対するだろうが、私は前から賛成している。ゴミは細かく分別するより、燃やして発電用に回すのが一番いいのだ。 ただ、どうせなら、「プラスチックゴミ」という分別はやめて、「プラスチック・紙ゴミ」という分別にした方がいいだろう。そうすれば発電に回す量が多くなるし、また、一般家庭でも細かく分別する手間が省けて、都合がいい。 [ 付記2 ] どちらかというと、「燃えるゴミ/燃えないゴミ」の方がよさそうだ。その点では、東京都の方針は好ましい。 というのは、東京都では、2008年度から、プラスチックゴミは「燃えるゴミ」に分別されるようになったのだ。(それまでは「燃えないゴミ」として埋められていたのだが、今後は「燃えるゴミ」として発電用に回されることになった。)   → 東京都の方針転換と効果 一方、いまだに細かく分別する自治体もあるが、そういうのは、かえって有害だろう。(紙ゴミを無駄にしてしまっていることになる。また、分別をしたがらない人が、プラスチックゴミを生ゴミと混ぜて一般ゴミにしてしまう。) リサイクルというのは、あまり細かく強制すると、かえって効果が下がる。現状の東京都のように、「燃えるゴミ/燃えないゴミ」の方がいい。( ※ なお、「燃えないゴミ」には、濡れた紙ゴミを含む。水気は駄目。熱を奪うので。) [ 付記3 ] 一部の自治体では、プラスチックを「燃えないゴミ」に分別している。どうしてかというと、プラスチックを燃やすかわりに、埋めてしまうからだ。(昔の東京都がそうだった。) こういう駄目な自治体を正すことが、リサイクルとしては最も優先的な課題になるだろう。住民が努力するよりも、自治体の努力が先決だ。

次に、このニュース。http://news.livedoor.com/article/detail/3791362/

[グルジア]石油輸送列車が爆発…露軍の地雷で?
2008年08月25日13時22分 / 提供:毎日新聞

 【モスクワ支局】ロシア軍が撤退を完了したグルジア中部のゴリ近郊で24日、石油を輸送中の列車が爆発、炎上した。死傷者はいない模様。同国内務省当局者は「ロシア軍が線路に仕掛けた地雷が爆発した」とロシアを非難した。
 AFP通信によると、爆発が起きたのはゴリの西約5キロの村スクラの渓谷で、22日までロシア軍が占拠していた基地の近くという。列車は、隣国アゼルバイジャンから黒海沿岸のグルジアの港に向かっていた。
 南オセチア自治州を巡る軍事衝突で、ゴリはロシア軍の支配下にあったが、23日にグルジアの統治下に戻っていた。
 一方、ロイター通信によると、グルジアに人道支援物資を届ける米艦船3隻のうちイージス駆逐艦マクフォールが24日、グルジア南西部のバツーミに入港した。当初はポチに入港する計画だったが、ロシア軍が居残っているため避けた模様だ。

これも何か臭う。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

中国でリサイクルしてんだから武田の言うのと正反対だろ
ごみを買うバカがいるかよ
ついでにwikipediaで武田見てみろ